歩くリハビリで何か工夫したことはありますか?
動画をとって、歩き方を見ながらイメトレしました。
今回は歩く練習の工夫をお伝えします♪
何とか2,3m歩いていました
私はギランバレー症候群の軽い方だと思います。
それでも一番重い時は、歩行器やつたい歩きで2,3mが限界でした。
γグロブリンの点滴を終えたころ、個室から大部屋に移動しました。
その時に共用トイレに一人で行けるか心配でした。
一応車いすも利用していたのですが、車いすでは逆に腕の力がなくて、実用的には難しい状況でした。
なんとか気合いで歩いている状態でしたので、さらにリハビリで練習することはできません。
ふらふら歩きを直したい
歩く練習したいけど、そんなにできない。。
どうしようと思っていた時ふと動画で歩く様子をみたくなったんです。
そしたら、びっくり。
思っていた歩き方と全然違うんです。もう誰やねんっていう感じです。泣く
足は痺れているし、感覚障害で足の動く方向とかをわかってないから、イメージがおかしくなったんでしょうね。
そこから週1で動画を撮影してもらい、確認しながら歩きかたを修正していきました。
たったこれだけなんですが、「ふらふら歩き」が改善できました。
歩く練習のこつ
ひつこいですけど、ギランバレーは脳にダメージはありません。
ですので動きの修正が効きやすい病気です。
少し専門的な話をすると、感覚性の失調歩行でしたので代償として視覚情報を利用しながらフィードバックをしていました。
「感覚性の失調歩行」とは、足の感覚が鈍くなってしまっているために、バランスをとりにくく、ふらつきやすい歩き方のことです。
そのため、視覚情報を利用しながら歩くことで、ふらつき減らすことができます。
急性期は沢山歩くことが神経の負担になるため、リハビリの先生と相談したうえで、あえて積極的には行いませんでした。
方法は
①どんな歩き方になっているのか、動画や鏡を使って、目で見て把握する。
②きれいな歩き方をイメトレする。
➂実際に歩く
という方法です。
沢山歩けないので、イメトレで練習の質を高める方法をとりました。
本格的に歩く練習は、症状が落ちついてきた治療後1か月後から開始しています。
まとめ
ギランバレー症候群の急性期では沢山歩くことはできません。
リハビリ中に動画で歩き方を修正することでふらつきが改善しました。
私の場合、感覚性の失調歩行があったため、視覚情報を利用することで改善を図りました。
動画や鏡を使って歩き方をイメージする練習を行い、症状が安定した後に実際に歩く練習を開始しました。