足のリハビリ➂エクササイズの効果と方法

足が踏ん張れません。どうしたらいいですか?

そんな時はこれ!!
今回は足のインナーマッスルを鍛える、ショートフットエクササイズの具体的な方法をご紹介します。

もくじ

ショートフットエクササイズとは

ショートフットエクササイズとは、足裏のインナーマッスルを強化するためのトレーニングです。

足指の筋力を高めるには、タオルギャザーという方法がよく知られていますが、これはアウターマッスルを使うものです。


インナーマッスルとは、体幹の筋力トレーニングで話題になったように、
体の安定性やバランスを保つために微細な動きをする筋肉です。

アウターマッスルは、指や足首を大きく動かす筋肉で、インナーマッスルとは異なる役割を果たします。

ショートフットエクササイズが難しいのは、インナーマッスルの筋力が弱くて指が曲がってしまったり、うまく動かせなかったりするからです。

また、筋肉が小さいので、動いていることに気づきにくいということもあります。

私はギランバレー症候群という病気で
①アウターマッスルもインナーマッスルも動かせない
②足裏に感覚がなくて、触ってもしびれるだけ
➂足の筋肉が緩んで、足のアーチが崩れてしまった
という状態でした。

そこで、ショートフットエクササイズを始める前に、準備体操をすることにしました。

ショートフットエクササイズのための準備体操

  ポイントは足のアーチをつくる!!

そのためには「足のウィンドラス機構を働かせることが大切です。

足のアーチは、ウィンドラス機構という仕組みで作られます。

この機構は、歩くときに足指を反らして足裏を硬くすることで、足の土台を作る動きです。

この動きを意識して練習することで、足のアーチを強化することができます。

準備体操のやり方は以下の通りです。

足指を曲げる練習


まずは、足指が自由に動くようにしましょう。
手で足指を曲げたり伸ばしたりして、感覚を覚えます。次に、手を使わずに足指だけで同じ動きをします。

ポイントは、足指を壁に押すようにすることです。
これで、足指の感覚が鋭くなります。

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足を内向き、外向きに動かす練習


次に、足全体を内向きや外向きに動かしてみましょう。

内向きに動かすときは、反対側の足に向けて足裏をひねります。
外向きに動かすときは、小指側に向けて足裏を向けます。
この動きをすることで、足のアーチが形成されます。

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足指を反らす練習

最後に、ウィンドラス機構の要となる動きです。
足指を上にそらして、足裏を硬くします。

最初は手でサポートしながら行い、徐々に手を離して行います。
ポイントは、アーチができているかどうか確認することです。

ようやくショートフット・エクササイズへ

上の体操を徐々に足指を反らさずに行っていきます。
イメージは足裏を使って、アーチを働かせます。

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以上がショートフットエクササイズの方法です。

これを毎日続けることで、足のアーチが高まり、足の健康が向上します。
ぜひ試してみてくださいね!

けどやはり難しい。。。

足裏には母指球、小指球、踵の3点があります。

これらの3点でしっかりと床を押すと、足裏の筋肉が活性化されます。

座っているときにもこんな感じでできるので、ぜひ試してみてください。

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ショートフットエクサイズに近づくだけでなく、バランス力もアップします。

まとめ

今回のブログ記事では、ショートフットエクササイズについて紹介しました。

ショートフットエクササイズは、足裏のインナーマッスルを強化するトレーニングであり、足のアーチをつくることができます。

しかし、インナーマッスルが弱い場合やギランバレー症候群のような病気を患っている場合は、すごく難しいです。

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