今回は検査結果や診断確定の様子をご紹介します
この頃が一番症状が重かったころになります。
病気になって、20日め頃に、ようやく検査結果がでました。
そして病名は・・・ギラン・バレー症候群
やっぱりって感じですが。。
今回は検査結果となぜギラン・バレー症候群と診断されたのかを書きたいと思います。
そもそもどんな検査がおこなわれるのか、下の記事を参考にみていただければと思います。
今回は下の記事の内容を参考に自分の結果をまとめてみました。
そして私の検査結果ですが、たまーに医療専門用語でると思います。苦笑
これは仕事柄、職業病みたいなものなので、ご了承ください
検査結果と症状
①問診
どんな症状を自覚するか
一番気になること:体中の力が入らないこと
しびれ、痛み:いろいろなところがしびれて痛い
疲れ:起きていられない すぐ疲れるし、息がきれる
筋肉の状態:体中の筋肉が弛緩
関節の状態:関節がかなり硬い
足の状態:膝下が自分の足でない感じがする
腕、手の状態:ペットボトルを開けられない
体幹、首の状態:起こし続けられない
便秘:おなかに力が入らない
日常生活:自立 でも相当工夫と気合が必要
◇症状のまとめ◇
こんな感じで、体中の筋肉が麻痺してうまく動けませんでした。
この頃はベッドで寝ていることが多く、病室は個室だったので伝い歩きでなんとかトイレまでギリギリという感じでした。
いつから症状を自覚しているか、症状の変化は
20日前から始まって、毎日少しずつ悪化している
発熱や咳、痰、ひどい下痢などをここ数週間のうちに経験したか
特になし、突然手足がしびれはじめた
②身体診察
腱反射:アキレス腱 消失 その他 弱い
筋力 :徒手筋力検査(MMT) 2から3
感覚:著明 膝下から足先 なし
◇身体診察まとめ◇
普通でる腱反射がでなくなり、筋力も5段階で2から3で力が落ちていました。
手足の触った感覚や動かした感覚が鈍く、特に足先はわかりにくい状態になっていました。
➂血液検査
抗GalNAc-GDla抗体 あり
【補足説明】
ギラン・バレー症候群になるとでやすい抗体の一つが血液検査で認められました。
④筋電図検査(神経伝導検査)
上肢より下肢が重症、F波消失、CMAP低下
【補足説明】
手足の運動神経の電流が弱く、腕は正常よりも時間がかかって電気が流れる、足は、電気が流れていませんでした。
⑤髄液検査(腰椎穿刺)
ギラン・バレー症候群の特徴的な所見あり
蛋白細胞解離(タンパク質は増加するが細胞数は増加しない)
⑥画像所見
MRI、CT実施 特に異常なし
ギラン・バレー症候群と診断される
検査結果から、ギラン・バレー症候群と診断されました。
本当にここまでの道のりは長かったです。
翌日から治療が始まるのですが、ちょうどこの頃が症状が一番重い時期でした。
普通にしびれなく、元気に暮らしていた私は、ある日突然手足がしびれ、毎日進行し病気が確定したころにはほぼ立てない、足先の感覚がない状態になっていました。
ここから治療とリハビリが始まって、1か月後に家に帰って、4か月後に仕事に復帰するという
怒涛の展開が始まります☆