
ギラン・バレー症候群でお悩みの方でしびれるという方も多いです。
今回はしびれについて、入院中の注意ポイント!!をお伝えします。
入院中にでた、新たなしびれ
病気になる前から、元々痺れやすい体質で、
よく疲れて電気カーペットで寝てしまうと、たまに右足の外側やお尻が痺れたりしていました。
実はその症状が入院中に出るようになったんです。
朝起きたら、すねの外側から小指側が「ビリビリ」しびれていました。
ちょっとだけ専門用語で書くと
腓骨頭の下から小指側にかけて今までと違う痺れがあり、足先を起こす筋肉である前脛骨筋が、極端に力が入らなくなってました。
え??軽い腓骨神経麻痺??みたいな感じです。
さらにもう一つしびれがでていました。
それが、右側のお尻から太もも裏にかけてのしびれです。
梨状筋症候群????
どちらも末梢神経の異常によって起きる症状です。
誘発テストといって、それぞれの状態を確認する方法があるのですが、ばっちり誘発できます。
これはもう確定
医師に伝えましたが、ベースにギランバレー症候群があるので、そうなの?くらいでしたが。。
まさかの合併症が出てしまいました。
しびれの原因は??
ギランバレーによって傷んでしまった神経が圧刺激に弱くなったんだと思います。
多分、普通なら押されてもしびれないのに、ちょっとの圧迫でしびれるようになったんです。
さらに神経を圧から守る筋は麻痺によって弛緩し、筋は萎縮していますので、クッションの作用(神経の保護)が弱まっています。
そんな時に同じ姿勢で寝ている時間が多いので、神経がダメージを受けたのだと思います。
これはホント注意が必要!!です。
ギラン・バレー症候群になったばかりの方は、新たなしびれに注意してください。
病気でしびれた以外にも、姿勢で神経に負担がかかってしびれるようになる可能性があります。
しびれ対策
ポイントは、神経に負担になる姿勢をやめる事です。
具体的には、なるべく圧がかからないように寝方を変えました。
目が覚めているときは、「右側を下にして寝ること」と「あおむけ」をやめました。
後は体力的に大変でしたが、こまめに寝る姿勢をかえました。これ大事!!
それで何とか、右腓骨神経麻痺の症状は消えました。
それでも結局右足の力は左より弱くなって、回復も遅くなってしまいました。
お尻の痛みと痺れは今までもあって、硬い椅子に長時間座っていると症状が出ます。
職場ではクッションが必須です。
まとめ
ギランバレーになった直後は、神経が傷んだ状態のため同じ姿勢をとっていると新たなしびれが出る可能性があります。
身体を動かすのは大変な時期だと思いますが、こまめに姿勢を変えて神経の負担を減らすことが大切です。