ギランバレー症候群になってから、足むくみませんか?
何人から、質問を受けたことがありますが、私も最初は結構パンパンにむくみました。
今回は足のむくみについて、原因と対策法をご紹介します。
ギランバレー症候群になった直後の話
そういえば病気になった頃は、足がめっちゃ浮腫んでました。
すっかり忘れていました。苦笑・・
入院中はむくみすぎて、スニーカーが履けなかったです。
足が思うように動かないということもあり、靴紐を外してスニーカーを履いていました。
足がむくむ原因
私は理学療法士といってリハビリ関連の仕事をしているせいか、すぐ原因を考えてしまいます。
ということで、4つの原因をご説明します。
①ギランバレー症候群によってダメージを受けた末梢神経が炎症を起こした結果、
そのそばを通る血管も炎症の影響を受けたことと
②むくみを改善させる、ふくらはぎの筋肉が働かないこと
ふくらはぎの筋肉は、浮腫みを予防するためにポンプの働きがありますが、
筋が弛緩しているため、ポンプ作用が低下していました。
➂歩けなかったこと
病気になると歩く量が減るので、ふくらはぎの筋を使えず、ますますポンプ作用が働きません。
④筋肉が硬くなりやすいため、循環不全を起こしやすいこと
ほんと厄介な病気ですね。。
むくみ対策
原因から対策を考えてみました。
ポイントはふくらはぎの筋を柔らかくして、血行を良くしながら、どんどん動かすことです。
ポンプ作用を働かせるようにしました。
具体的には
①交代浴
②ゴキブリ体操(ネーミングちょっとですが、医師考案のむくみ改善体操です。苦笑)
➂足首回し、ストレッチ
④歩く
次のブログ以降でそれぞれ詳しく説明します。
むくみだけじゃないかも
私の場合、実は足のむくみだけでなく、ギランバレー症候群の後遺症で足の筋肉が落ち足幅が広がりました。
足型をとってないのですが、足のアーチがなく、足全体がのっぺりしていました。
ギランバレー症候群の場合、筋肉がだらーんと弛緩しますので、むくんでいるように感じるかもしれません。