ギランバレー症候群でどんな感じで力が弱いのか
種類と解消法を書きました。
どこの筋力が弱い??
ギラン・バレー症候群って筋力が弱くなるのが特徴です。
私の場合、頭の先から足先までもれなく、全身という感じでした。
□顔の筋、舌の筋、首周りの筋
□呼吸筋、体幹筋
□手足の筋
筋力が低下するときに、ビリビリというしびれがあったたので、あーここの筋肉もダメージを受けるのか。。。と思っていました。
程度の違いがあるものの、全身の筋力が弱くなりました。
あまりに多すぎて、細かく筋トレはできません。
ということもあり、無理のない範囲で生活するようにしていました。
活動することで多くの筋を使います。
日常生活を過ごすことが、ある意味筋トレになっていました。
色々な種類の筋力低下
筋力低下というと、「力が弱い」というイメージだと思います。
実は他にもいくつか種類があります。
今回は3つご紹介します。
筋持久力低下
ギランバレー症候群から回復するにしたがって、筋力が戻ってきました。
1回ぐらいならできても、何回も力を発揮することができません。
これを筋持久力低下といいます。
だから長く歩き続けると、足がめっちゃ怠くなりますしそもそも起きていることも、首や腹筋が痛くなりしんどいです。
日常生活は繰り返しの動作が多いです。
日常生活を過ごすことが、筋持久力の強化になっていました。
ということもあり最初は起きる時間を増やしました(スタバリハ)
次に歩くようにしました(買い物リハ)
こういう形で体を慣らしていました。
瞬発力の低下
階段が大変なんですけど・・・
ギラン・バレー症候群の方で、階段が大変というお話はよく聞きます。
階段を上る時、身体を上に持ち上げる筋力が必要です。
私も、瞬間的にパワーを発揮して体を上げ下げする筋力がなくて、最初は段差が昇れませんでした。
これは瞬発力低下によるものです。
リハビリ方法は階段ですか???
正解です!!
少しずつ階段の昇り降りしました。
ただお尻周りの筋肉が弱かったため、そこは別メニューを行っています。
その内容はこちらです↓
協調性の低下
日常生活のなかで気になったのが、よくものを落とすことです。
ギランバレー症候群になって半年ぐらいは、え???ていう感じでした。
単に握る力が弱いだけではないです。
人間は動作を行うときに、適切なタイミングで、適切な筋力を発揮できるようにうまく調整します。
それを協調性といいます。(人間関係ではありません。笑)
コレがうまくいっていませんでした。
物を落とすことに対しては、お手玉のようにボールを投げてつかむ練習をしていました。
(仕事の息抜きに。。。。)
協調性が機能することで、滑らかな動きを作ります。
足裏の感覚が鈍く、筋肉をバランスよく使うことができませんでした。
そのため片脚立ちとかが出できず、転びやすかったです。
そのため、バランスのトレーニングも結構行いました。
まとめ
こんな感じで、筋力にまつわる色々な問題がありました。
筋力が弱いと、いろいろな場面でほんと大変で、いろいろなリハビリをしました。
結局何が言いたいかというと、
リハビリは、単純に力をつけるのではなく、状況に応じてトレーニング法を変えることが大切です。