今回は、息切れの症状がある方向けに、簡単なリハビリ方法をご紹介します。
ギラン・バレー症候群以外の方にも、参考になると思いますので、良かったら、ご一読ください。
息切れの原因
この頃は、ほんとに息切れがひどくて、少し歩くだけでも息が切れていました。
最初は歩くことで体を慣らしていました。
家での生活が慣れてきたころから呼吸のリハビリを始めました.
リハビリの流れは原因を考えて、その原因に対して対応していくという感じです。
原因は↓な感じ♪
1)呼吸に関連する筋肉が硬くなった
2)筋が硬くなるので胸郭が硬くなった
3)肺の空気の出入りが大変になった
4)呼吸筋が弱いため、働きにくい
それに対して行ったことは
①硬くなった胸郭や筋肉をストレッチして柔らかくする
②深呼吸をして空気をいれる。
➂鍛える
ここから1つずつ何を行ったか説明します。
対策①ストレッチ
脇のばし
ストレッチはこんな感じで、脇を伸ばしました。
脇を伸ばすと胸郭の硬さが改善されます。
ストレッチポールにのる
ストレッチポールってご存知ですか?
↓こちらになります。筒状もありますが、体幹が弱く上手くのれないので、ハーフ(かまぼこ型)を使いました。
実はやりすぎて翌日痛くなった経験があります。
それ以来長くしないように、注意しました。
対策②深呼吸
深呼吸は、まずは胸式呼吸を行っていました。
胸式呼吸を選んだ理由は、胸式呼吸の方が楽に呼吸ができそうだったからです。
ちなみに腹式呼吸の練習は、横隔膜の問題や体幹等の問題もあったので後回しにしました。
呼吸の練習方法としては下の感じに似ています。
ただし手の位置は下図の←の場所くらいです。位置としては胸の真ん中あたりです。
上の記事の位置では、下の肋骨を強く押すと折れてしまう可能があるので、避けていました。
ギランバレー症候群は、呼吸筋の筋力低下等の問題で胸郭が硬くなり、その結果肺活量が低下します。
呼吸をしながら肋骨の間を押すことによって、たくさん空気を入れるようにしました。
空気が入るようになると、その分胸郭が広がるので柔らかくなりやすいです。
呼吸筋を鍛える
最後に呼吸筋を鍛えました。鍛えるといっても、たいしたことではなくて。。
深呼吸や発声練習です。あとはお料理しながら歌や口笛を吹いていました。
発声を行った理由は、首の前の筋力低下によって、呼吸がつらいのと舌の動きが悪くなっていたからです。
このように息切れ対策のリハビリといっても、他の問題解決のためにも呼吸練習以外にも色々と行っていました。
もう少し詳しく知りたい方のためにNoteつくりました
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