GBS退院直後④ 息切れで歩けない

ギランバレー症候群で息切れしやすい方や息切れの原因と解消法を知りたい方向けに、お伝えします。

もくじ

息切れがひどすぎる

この頃は歩くとすぐに息が切れていました。
まずは原因を説明したいと思います。

原因1つめ 呼吸筋が弱いから


ギランバレー症候群っていうと、手足の筋力低下が弱くなるイメージが強いと思います。
手足だけでなく、呼吸筋も弱くなりました。

原因2つめ 胸郭が硬いから

ギランバレー症候群って、関節等の硬さが問題になります。

神経が炎症でダメージを受けると、神経の伸び縮みができなくなります。
それに伴い筋肉や関節も硬くなります。

詳しくは良かったら↓参照ください。

硬くなるのは手足の関節だけでなく、胸郭も硬くなるんです。
その結果息が吸いにくくなります。

原因3つめ 持久力がないから

ギラン・バレー症候群は末梢神経がダメージを受ける病気です。

末梢神経は運動神経だけでなく、自律神経も含まれます。

この頃はまだ自律神経系の調整もうまくいっていなかったので、息切れや心臓がバクバクしていました。
また全身の筋力も弱かったのも影響していました。

見知らぬ方に心配される

こんな感じで、息が切れていたのでもうしょうがないって思っていました。

からだの負担がかからない範囲で少しずつ慣らそうと思っていました。
これだけ息切れしてたら痩せるかな。。なんて呑気に思ってました。

歩いているだけで、ランニングみたいに息が切れて、かなりの有酸素運動になってました。

ある日一人で息切れしながら、あまりにトボトボとゆっくり歩いているので見知らぬおじいさんに、「大丈夫?」って声をかけてもらいました。

無理ない範囲で安全に行っていましたが、第3者からみるとそうでもなかったようで
さすがにこれはまずいかも。。。。って思ったのが、今になってはいい思い出です。

息切れ対策は??

まずはこんな感じで、歩くことで効率よく体を慣らしていました。

これだけでも呼吸筋が鍛えられますし、胸郭の硬さも少しなら解消できます。

まずは動作をして、徐々に原因ごとにストレッチなどアプローチしていきました。

これも理学療法士という仕事柄、細かいです。苦笑
詳細はこちらになります↓

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