歩行練習⑤とっさの一歩をだす練習法

転びそうになった時、とっさの一歩が大切です。
ギランバレー症候群になってから、この一歩が出ませんでした。
ということで、私が行ったとっさの一歩を出す練習のご紹介します。

もくじ

転ばないようにするには

応用歩行(屋外やでこぼこ、狭い通路を歩く)能力をアップさせるには

バランス能力をアップさせることが大切になります。

具体的には

●バランスを崩した際に転ばないように姿勢を戻して保持する能力

●とっさの一歩が出せる能力

姿勢を保持する練習としては
①まっすぐ座る ②バランスボールに座る ➂まっすぐ立つ ④片脚立ち

とっさの一歩が出せるようにするにはステップ系メニューになります。

ステップ台を前から降りる

ギランバレー症候群 リハビリ

これは階段の降段の練習につながりますし、とっさの一歩を出す練習です。

バランスを崩すことなく、段からゆっくりと降りるように、ブレーキ動作の練習にしていきました。

膝痛の方用の話しになりますが、インスタで似たようなことを書いています。
良かったらインスタもご覧ください。

台から前にジャンプして降りる練習

ジャンプ???て思うかもしれませんが、足で踏ん張る力がつくので、とっさの一歩が出せるようになります。

ジャンプして台に乗る方は力が必要になりますが、台から降りる方はそれほど力は必要ありません。

また飛ぶというより、ただ両足同時に台からゆっくり降りる感じでした。

これも支持基底面の変化とともに重心を上手くコントロールしなければならないので、
バランストレーニングになります。

ギランバレー症候群 後遺症

その時にドスンと降りたり、膝が内側に入らないよう、

体幹、股関節、膝、足を柔らかく使うことを意識してました。

そうすることで、膝痛等の予防になります。

頭の中のイメージは高梨選手の着地動作。苦笑。

斜めにステップする練習

とっさの一歩が出せるようにするためには、いろいろな方向に足を出すことが大切です。

これは方向転換の練習にもなります。

もちろん台を使わず行います。

慣れてきたら、SEBTのように色々な方向に軽くステップを踏んでいました。

海外の理学療法士さんの動画。。。かっこいい

バランステストをするわけではないので、私の場合は遠くに足先を出すというより、

リズムカルに足裏全体をつけて色々な方向に体重を乗せる感じで行っていました。

こうする事によって、とっさの一歩を踏み出せるようにしていきました。

もくじ