顔面筋➂力まずに眼を閉じる練習

ギランバレー症候群になってから、左眼瞼下垂になりました。

今回は私が行っている、眼瞼下垂対策についてご紹介します。

もくじ

まずは目を閉じる練習から

前回は顔の評価を書きました。
詳しくはこちら↓になります。

私の場合、左まぶたが下がっている(眼瞼下垂)が問題なのですが、評価した結果、まずは左まぶたを閉じる練習から始めることにしました。

問題と違うところから????と思うかもしれませんが、、、

こういう場合逆の動きも問題だったりします

これ自分自身が驚いたのですが、左眼を閉じようとすると左の頬が持ち上がっていました。

顔面共同運動???という可能性もありますが、おそらく代償かと思います。

代償とは、リハビリでは有名なものですが、できない動きがあると別の部分でカバーすることをいいます。

まず苦手な動きの逆からアプローチする。
リハビリではこれが大事だったりします。

というのも苦手な動きより、改善しやすいですし
逆ができるようになると、苦手な動きも改善されやすかったりします。

左まぶたを閉じる練習

プログラムの流れ


リハビリでは単純に左まぶたを閉じる練習ではなく、色々行います。

具体的にはこんな感じ

1)筋肉の硬さをとる
2)むくみを改善する
3)目を閉じる練習
4)温める

筋肉の硬さをとる

まずは少しでも動かしやすように、顔のマッサージをしました。

よく美容系の記事でも書かれていますが、

顔面筋は強く動かしすぎるとかえってたるむので、弱いタッチで実施しました。

ここからは筋肉の名がじゃんじゃんでます(笑)
いつも過剰に使って硬くなっている筋は、こんな感じでたくさんありました。

①皺眉筋 すうびきん(眉をひそめる筋)
②前頭筋(額の上の横しわを作る筋)
➂側頭筋(顔の横の筋)
④咬筋(噛むときに使う筋) など

ギランバレー症候群 後遺症

この辺を重点的にマッサージしました。

図を載せてみましたが、わかりにくいかも。。苦笑

後は頭皮のマッサージです。

どこかで書いたかもしれませんが頭皮が硬くなると、顔の筋肉も硬くなりやすいです。

全部をやわらかくするのではなく、①~④+頭皮をポイントを絞って、マッサージしました。

むくみをとる(リンパマッサージ)

瞼が重いと、動かしにくいので。。。
目の周りのむくみとりを行いました。

簡単に示すと、リンパの流れに沿って図の方向でマッサージを行いました。

ギランバレー症候群 後遺症

こんな感じで準備をしてから動かします。

目を閉じる練習

左眼を閉じようとすると左の頬を持ち上がります。

まずは鏡で右眼をとじながら、動かし方をイメージしました

ポイントは自然に力まずに眼を閉じるです。

次に両目一緒にゆっくり眼を閉じました

最初は左の頬が上がったので、軽く指で押さえたり閉じやすくなるようにサポートしていました。

ある程度できるようになったら、サポートなしで目を閉じます。

そして最後にスマホで動画をとって確認です。

これをひたすら繰り返しました。

自然に目を閉じれるようになってきたら、今度は目を閉じ続ける練習です。

最後に温めて終わり

最後は温めたタオルを瞼にのせます。
疲れとむくみが取れてすっきりします。

ざっとこんな感じ行っています。

もくじ