筋肉が疲れやすいです.何か対策をしていましたか?
疲れない体作りということで、筋トレ中に意識していたこと、どんなトレーニングをしていたのかご紹介します。
疲労対策
ギランバレー症候群になってから疲れやすくなったということを以前のブログで書きました。
その時に、意識していたプログラムはこちらになります。
①栄養療法
②深呼吸
③ゆっくり休む、無理しない、ストレスをためない
④ストレッチ
⑤持久力系トレーニング
⑥筋持久力系トレーニング
既に①~④までは書いたので、今回は⑤と⑥の話しになります。
過去記事はこちらになります。
ストレッチは↑に書いてあります。
筋力が弱くて疲れる
筋トレをがんばりすぎない
ギランバレー症候群は、全身の末梢神経が障害される病気です。
特に運動神経のダメージによって筋力が低下します。
ですので、弱い力しかでない中で筋肉を動かしたりします。
また脳から運動命令が伝わりにくい状態で、筋肉を一生懸命動かさなければならず、疲れやすくなります。
じゃあ筋トレを沢山して筋力を回復すればいいのでは。。。。
これは間違った考えなんです。
神経の回復の時期に無理に筋トレをすると、神経因性筋萎縮を引き起こします。
神経因性筋萎縮とは。。。
簡単に書くと、筋トレ等の筋肉の使いすぎによって神経の負担が増える結果、
神経の回復が遅れ、筋力が衰えてしまうというものです。
ですから、ギランバレーの場合、筋疲労はしてはいけないものになります。
多分無理しないでくださいねーと
リハスタッフや医師からいわれたことがある方も多いと思います。
筋肉を疲れさせない
疲労対策として、先ず筋肉を疲れさせないことが大切。
私の場合、全身の筋力が元に戻るまでに1年以上もかかっています。
ですので、最低でも1年半くらい、とにかく筋疲労に注意しています。
また現在病気になって約2年経ちますが、未だにフルパワーの筋トレはしていません。
筋肉もダメージを受けた神経にも優しくが大切だと思っています。
筋疲労対策は?
筋持久力が大事
じゃあ、神経が回復するまで何もしなかたのかというと。。。。
ある程度筋力が回復したら、筋持久力をつける事を意識しました。
ちょっと矛盾しているかもしれませんが、
日常生活って繰り返しの動作が多いんです。
そうすると1回で大きな力を発揮できるするよりも、弱い力でも何回も動かせるほうが大切なんです。
疲れない体作りとして、筋持久力をつけていきました。
具体的にはこの2つになります。
①反復動作
②姿勢保持 のトレーニング
①反復動作の練習
日常生活で反復する動作といえば、「立ったり座ったり」、「歩く」、「階段」だと思います。
これ人によって違うかもしれませんが・・
私の場合、立ったり座ったりや歩くは、割とすぐにできるようになりました。
歩くに関しては30分連続で歩けたのが、病気になって3,4か月後です。
ですのでそのあと7か月ぐらいは階段昇降を沢山していたイメージです。笑笑
最初はめちゃきっかったのです。
トレーニングする時間がなく、普段の生活の中で階段をつかっていました。なかなかハード
階段の上り下りって、息が切れたりします。
ということで筋持久力だけでなく、呼吸のトレーニング(持久力)の強化にもなっていました。
ただ本当に少しずつ。
最初は週2日とか、1階分だけなど無理しない範囲で行っていました。
②姿勢を保持する練習
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、真っすぐ立っているとか、座るとかになります。
座っているだけでも、筋肉って疲れますよね。
その姿勢をキープするための筋力を強化しました。
これも弱い力でOK、ただし長い時間できるようになることが大事です。
私の場合、ジムで片足だちや大きなボールに乗ってしてました。
もちろんそれ以外にも
まっすぐ座る、立つ練習でもOKです。
リハビリ中のポイント
①深呼吸
体幹が大切なので、深呼吸してお腹を引っ込めてから、動作を行うことを意識してました。
②感覚入力
まっすぐ座る、立つには意識が大事です。
座る場合は坐骨を、立った場合は足裏を、それぞれの感覚を意識しながら行っていました。
➂姿勢確認
可能な限り鏡を見ながら身体の使い方を確認してました。
どうしても痛みや筋力低下で、かばってしまいます。
そうすると他に痛みがでたり、効率良く動げなくなり疲れやすくなります。
確認しながらトレーニングを行っていました。
④糖質補給
意外かもしれませんが、疲れる動きの前にはエネルギー補給が大事です。
糖質も大事なんです。
終わったら筋肉の元になるタンパク質を入れたりするなど、栄養面を配慮しながら行っていました。
⑤筋肉痛の出方に注意
病気になって一年くらいは、筋肉痛の出方が変ででした。
筋疲労をためないためにも、筋肉痛の出方は注意した方がいいと思います。