疲労対策①ギランバレー症候群と疲れについて

ギランバレー症候群になってから、疲れやすくなりました。
そういう症状ありますか?

私の場合、疲れるようになりました。
今回は症状と疲労の原因をご紹介します!

もくじ

  ギランバレー症候群は疲れやすい病気?

私の場合

平日
まず1日働くと、夕方は鉛を背負うように体が重くなります。
仕事から帰ってきたら一度寝ないと、家事も自分の食事もとる気力はないです。苦笑

土日
半日寝てようやく、体が動くようになる感じです。
もちろん外出は、用事がない限りしないようにしたり、体力は温存しています。


実はギランバレーになると疲れやすいという事は、あまり専門書に書かれていません。

ギランバレー症候群と疲労について書かれている論文

ガイドラインにも少し記載されていますのが
・ギランバレー症候群は筋力低下では説明のつかない疲労を訴える場合がある
・適度な運動プログラムが疲労を改善する

と書かれていますが、どちらもエビデンスが乏しいとされています。

ギランバレーのガイドラインのp156にのっていますので、ご興味がある方はご覧ください。

せっかくですので、その他論文をご紹介します。

ギランバレーのリハビリについて書かれている論文
関西福祉科学大学の理学療法士の先生が書かれているものです。
ぜひギランバレーのリハビリを担当している方は、読んでいただけれはと思います。

ここからは英語の論文
カナダの理学療法論文 システマティックレビュー
ギランバレーの易疲労性やリハビリについて書いてある論文を紹介している論文です。

疲労とギランバレー等の病気について書かれている
ニュージーランドの先生の論文です。疲労の種類の説明が丁寧にされています。

  疲れやすい原因

個人的な見解ですが、考えてみました。ガイドラインに書かれているように、
筋力の問題だけじゃないと思っています。

筋力が弱いため

ギランバレーは筋力が低下します。
その為力が入らなくて、筋が疲れやすく怠くなります。いわゆる末梢性の疲労です。

神経のダメージによる

身体中の末梢神経がダメージを受けます。
神経の命令が上手く伝わらない事によって疲れます。
私自身の体感として、急に体のスイッチがきれたように動きが悪くなります。

また動かない事により、意識、無意識ともに、色々な注意が必要となり、
脳を使うため、集中力が落ちやすくなります.

また身体全体が怠くなるため、身体を休めて回復を図ろうとする中枢性の疲労が起きます。
土日の疲れはこれかなぁ??と思っています。

末梢神経は、運動や感覚、自律神経が混ざって走行しています。

自律神経系の調整が上手くいかない事によって、疲れたりします.

私の場合、気温変化への対応が苦手で、季節の変わり目は注意が必要です。

体全体がとにかくだるくて、起きていられないです。

こんな感じで神経系だけでも、疲労の原因はたくさんある気がします。

呼吸機能低下のため

ギランバレーは、呼吸機能が障害されます。胸郭が硬くなりやすいため、肺活量が低下します。

その結果、酸素が身体に取り込みにくくなり、息苦しさや疲れを感じます。

私がしている疲労対策

本当にやっかいな病気ですね。。
疲労対策については↓感じでしています。
次回以降にもう少し詳しく書きたいと思います。

①栄養療法

②深呼吸

③ゆっくり休む、無理しない、ストレスをためない

④ストレッチ

⑤持久力系トレーニング

⑥筋持久力系トレーニング

まとめ

ギランバレー症候群は、一般的には知られていませんが「疲労の症状」が結構あります。

しかし、その原因や改善方法についてはエビデンスが乏しいとされています。

個人的な見解としては、
・神経のダメージによる末梢性の疲労
・身体全体がだるくなることによって中枢性の疲労

を考えています。

そのため、症状の程度や原因に応じて、適切なリハビリや身体管理を行っています。

もう少し知りたいっていう方は、オンラインパーソナルトレーニングを行っています。

ご興味があれば、こちらのリンクから、無料カウンセリングをお申し込みください。
よろしくお願いいたします。

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