今回は、仕事に戻ったときの話しです。
ギランバレー症候群や他のお怪我やお病気で、仕事復帰を考えているかたの参考になれば幸いです。
病気になったあと、仕事復帰した情報がない。。
私がブログを書こうと思った理由の一つに、病気になったあと仕事復帰した情報が全然ないことです。
主治医の先生は仕事していいよっとおっしゃても、ほんとこの状況でしていいのか迷ったからです。
正直理学療法士というリハビリの専門家の視点で冷静に考えていうと、
この状況で仕事復帰するのはストップをかけるレベルでした。
仕事復帰した時の様子
ギランバレー症候群になって約4カ月、退院して約3カ月が経った時です。
競争するものではありませんが、相当早く仕事に戻っています。。
この頃の状態としては階段は3階分なんとか登り降りが出来る。
8時間座れる。
カバンは最低限の物を入れて持てる。
手足はめっちゃ痺れている状態でした。
結論から言って、この状態で仕事をするのは無謀です。
毎日通うだけで精一杯で、何か業務を行うのは非常に大変でした。
それでも仕事復帰した理由
なぜ仕事することになったかというと、主治医の先生が大丈夫出来るといって、
傷病手当の診断書を書いてくださらなかったからです。
え。。。て感じかもしれませんが。
主治医は大学病院の脳神経内科でしたので、リハビリや仕事復帰に関する知識は。。。。。でした。
一応現状を訴え、休職期間の延長を交渉しましたが、
握力が8割戻ったし、病院まで診察に来れたし,もう治療することないし、
何よりギランバレーは治る病気だから。。。て感じでした。
普通治療した後、リハビリ専門の病院へ行く方が多いです。
おそらく、そちらの先生はもっと理解があると思います。
私はそのまま家に帰ったので、そこが失敗でした
結論
仕事復帰はできる限りゆっくりした方が良いです。
相談できる主治医を見つけた方が良いと思います。
そこが難しいですけどね。。。。
仕事に関する相談窓口をさがすものの
自分は楽天的なところがあって、主治医の先生がそうおっしゃるならなんとかなると思ってました。
一応ギランバレー症候群で、仕事復帰に関する相談窓口を探しましたが、よくわかりませんでした。
海外ならば仕事復帰を行うリハビリとして
職業的リハビリテーションというものがあります。
日本ではまだそういう時の受け入れ先がわからないし、遅れている分野だと思っています。
またギランバレー自体が難病指定ですが、
公費の助成金が出る病気ではなく、
障害者総合支援法の対象かもしれないですが、
ある程度動ける方に対する社会的サポートはない印象です。
難病相談支援センターに就労相談するほどのものでもなさそうですし。
某会も有益な情報は得られず。。
単なる主治医とのコミュニケーションレベルの問題な気もするし。
病院の相談室に連絡すれば、入院時に大変お世話になった教授の先生や
スタッフの方々に、申し訳ない気がしていました。
実は知り合いに職業リハビリテーションの仕事をしている方がいます。
そして恩師には、脳神経内科の先生もいらっしゃいます。
知り合いに相談する方法もありました。
みなさんお忙しいので、
それもご迷惑になってしまうような気がしていました。
結局誰に相談すればいいんだろう??????という感じでした。
とりあえず働いて、ダメなら休職しようと思いました。
そこが間違いだったんですけどね。。。苦笑
私の失敗が少しでも参考になれば幸いです。